MARUNI COLLECTION 2014 ご案内

時代に消費されず、定番として長く愛され続ける木工家具を造りたい。
深澤直人氏、ジャスパー・モリソン氏と共に目指してきたこの取り組みは国内外から評価をいただき、おかげさまで今では世界25カ国39店舗(*2013年12月現在)にてお取り扱いをいただくまでになりました。
そして今年は、両デザイナーによるリビングアイテムを発表いたします。木の持つ強さと美しさ、手触りや色合い。木の魅力を存分に感じていただけるアイテムです。マルニ木工が培ってきた木工加工と張りの技術が、美しいデザインの表現とともに最良の座り心地を実現させました。
さらに、ダイニングアイテムにはバリエーションを追加し、表情豊かなアッシュ材を採用。精緻で清浄な世界観を少しずつ広げています。
会場構成はアートディレクターを務める深澤直人氏が担当。
より充実したMARUNI COLLECTIONの新たな魅力を、会場で感じていただけましたら幸いです。

/// MARUNI COLLECTION 2014 JASPER MORRISON, NAOTO FUKASAWA ///
日時:2014年4月8日(火)~ 4月13日(日)
会場:ロー フィエラ本会場 HALL 6 STAND D33
プレスレセプション:2014年4月8日(火)1:00pm - 3:00pm

Roundish ソファ コンセプト / 深澤直人
ダイニングアイテムとしてデザインされた Roundish と共に、同じデザイン言語を使ったリビングアイテム(ソファ)があると良いと思った。
ソファの両隅にやや内側を向いて座るとふっくらとした丸みが背中に寄り添い心地いい。
肘から腕をソファの背に上げて、もたれかかるようにどっしりと座るのもいいし、身体と両腕がそのコーナーにすっぽりと包み込まれるように座ってもいい。アームチェアもソファのコーナーもすっぽりと収まるような、包み込まれるここちよさがある。
ソファと丸いローテーブルを組み合わせて使うこともできる、まろやかなリビングアイテムである。

Bruno コンセプト / ジャスパー・モリソン
精緻な木工加工ができるマルニ木工のソファには、構造に木材を使うべきであると考えた。そこでフレームにはクッションと座り心地を良くするためのメッシュ以外は、すべて木材を使うことにした。このソファは、八の字に開いた前後の脚を橋のように支えている肘掛けと、座面の傾斜に合わせて斜めにした脚つなぎからなる側面の構造によって、ダイナミックな印象をもたらしている。快適な座り心地は、座面と背もたれの角度および座面の高さを注意深く検証した結果である。アッシュ材またはオーク材の木のフレームと選んだ布や皮革との組み合わせは、ソファに新鮮なたたずまいを与えている。

Lightwood チェア(メッシュシート)
Lightwoodシリーズに木肌が白く、清涼感を与えてくれるアッシュ材が新たに加わります。

HIROSHIMA アームチェア(板座)
HIROSHIMAシリーズにうっすらと木目が感じられるナチュラルブラック色が加わります。

Roundish チェア(背板・張座)
Roundishチェアに新しく座面のみ張座仕様のタイプが加わります。