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この度、(株)マルニでは、家具製造で永年培ってきた精緻な木材乾燥の技術と設備を活かして、理想的に乾燥された建築用構造材の商品化に成功いたしました。
戦後いち早く自前で木材乾燥室を設計建築し試行錯誤をくり返しながら、ブナ・ナラから各種南洋材にわたり、家具用材の最適含水率といわれる10%プラス・マイナス2%のレベルを維持しつつ現在にいたっています。
マルニはこの技術が部材断面大きさや樹種こそ違え、応用できないことはないと考えました。
そこで国産材・杉、桧を中心にこの数ヶ月テストを繰り返し自信を得ることができたのです。
近年盛んに木造家屋構造用の含水率が問題にされる時代になりました。確かに高含水率のまま建築に使われた場合、特に構造材の工事完成後のリスクは無視できないものがあります。乾燥処理された輸入材の昨今シェア拡大はその一つの現われかもしれません。
しかし、現在行われている輸入材を中心とする構造材に対する乾燥は、私たちマルニから見ると少し乱暴すぎます。せっかくの日本を代表する用材・杉、桧の色、肌触り、香りなどの良さを活かすことも含水率と同様に大切な要素ではないでしょうか?
マルニの『M・E・D』材の特長は、国産材の良さを活かす高い乾燥技術で、じっくり時間をかけて行う 『木に優しい乾燥』 です。
1)表面近くの含水率と芯付近の含水率の差が少ないのです。この差を「水分傾斜」と呼びますが、この傾斜が少ないほど、その後のワレ、曲がり等が少なくなりトラブルの発生が少なくなります。
2)従って柱材の背割りをする必要がありません。背割りをするくらいなら、その分もっと丁寧な乾燥を行い四面とも安心して自由に使える方が良いと考えたからです。
3)材色がほとんど変わりません。現在行われている建築用構造材の乾燥は、短期間で乾燥させるために、100℃以上の高温高湿で過熱するため、表面だけでなく内部にまで変色していることが頻繁です。
4)加工が楽です。前述と同様で、現在他社で行われている人工乾燥では表面部分の硬化が生じ硬くもろくなっている事実があります。マルニの乾燥材を使用していただければ、作業現場でその違いを実感していただけるはずです。
5)マルニは販売を始めるこの建築用構造材を 『M・E・D』材(マルニ・エコ・ドライ)と呼ぶことにしました。少し長い時間をかけて仕上げる 『M・E・D』材は、急がずゆっくりと 「木をいじめない、木に優しい」乾燥なのです。ファーストフードからスローフードへ、又癒しの時代ともいわれる現代です。木造建築を設計され、工事される皆さまに、またその中に住まわれる人たちにも、必ずや満足して頂ける『M・E・D』材を一度お試し下さい。
マルニでは、国産の杉、桧を主にお取り扱いいたします、高品質・高付加価値の素材を是非、一度お試し下さい。
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