サステナビリティポリシー

1928 年に創業したマルニ木工は、先人の木工技術を継承しつつ才能あふれるデザイナーと協働して美しい家具コレクションを創出しています。広島の静かで緑豊かな山あいにある工場は、開発から製造、品質管理を行う場所として最適です。柔軟で挑戦する姿勢を忘れずに日々モノづくりに励んでいます。
私たちは「100 年経っても『世界の定番』として認められる木工家具をつくり続ける。」という企業理念のもと、材料調達から製造プロセス、品質管理、そして配送までのサイクルにおいて、サステナブルな視野で行動することが大切だと考えます。過去の活動から得た教訓と実績、未来に向けた課題を管理することで、サステナビリティとデザインの両立と向上を追求します。世代を超えて使い続けることのできる木工家具をつくる企業として、愛され成長していくことを目指します。

フォーカスエリア

1.優れたデザインの創出

優れたデザインとは見た目の美しさや実用性だけではなく、製造プロセスにおける創意工夫、品質、耐久性、適正な価格、さらに安定した生産体制を合わせもった製品だと考えます。私たちの作る家具はそのデザイン性が高く評価され、世界中のパブリックスペースで多くの人々に使われています。またISO の規格を中心とした強度試験や耐久試験を行うことで、正しい製品設計や製造プロセスが得られていると確信します。2008 年より製品の不具合やトラブルを各部門で共有、分析する専門チームを作り、問題の早期解決を目指して対処療法だけにとどまらない品質管理体制を整えています。

2.持続可能な資源の選択とその活用

私たちの家具に使われている資材や木材は、すべて信頼のおけるサプライヤーから供給されたものを採用しています。木材はヨーロッパや北アメリカで管理、伐採されたもので、さらにFSC® とPEFC™認定の家具を製造する資格を取得しています。2007 年に木材や張り材の有効利用やエネルギー消費についての管理、改善を行う専用チームを作り、加工方法や段取りの効率化によって資源の節約と品質管理の両立を図っています。どうしても出てしまう木屑や端材については、ボイラーで焼却して工場のエネルギーに変換しています。

3.製造プロセスにおける環境負荷の削減

私たちは、職場環境や自然環境に配慮した運営は、サステナブルな製品を創出する取り組みの一環と位置づけています。製造プロセスで使われる塗料や接着剤、合板類のVOC放出量について一定の基準を設け、ISO 12460 の要件に準じて0.4mg/ 以下をクリアしたものを採用しています。また、これらの原材料を使用した製品のホルムアルデヒド放出量はWHO が定める指針値0.08ppmであることを保証します。その他、工場内の電灯をすべてLED に変更、定期的な清掃活動による品質管理を行っています。

4.国際規格や認証制度への対応

私たちは、国際的な規格や認証制度への対応について重要な課題と捉えています。2019 年より各製品の原材料を表示し、実施または取得している規格や証書について情報を公開しております。各国の新しい法律やルールなど最新情報を把握して、既存製品へフィードバックを行うと同時に、積極的に商品開発へ取り入れていくことを目指します。