セシリエ マンツ

セシリエ マンツ

Cecilie Manz

1972年デンマーク生まれ。コペンハーゲン在住。ヘルシンキ芸術デザイン大学交換留学を経て、1997年デンマーク王立芸術アカデミー卒業。1998年コペンハーゲンに自身のスタジオを設立。
家具や食器から照明、電化製品など幅広い領域のデザインを手掛ける。またそれらの工業製品に加え、実験的なプロトタイプやより彫刻的な一点物のデザインも彼女の製作活動の中で重要な位置を占める。
「私はすべての作品を進行中の大きな1つの物語の断片として捉えています。時代や機能を超え、一つ一つのプロジェクトはアイデアや素材、美学によって繋がり合い影響しあっているのです。オブジェクトが実験や彫刻的なアイデアに留まることもあれば、もっと具体的なものとして生まれ、機能的なものへと発展していくこともあります。私の仕事は常にシンプルさを軸としており、それが純粋で美しく、機能的なものへと向かうプロセスなのです。」

主な受賞歴:
Thorvald Bindesbøll Medal 2011 (デンマーク), the Bruno Mathsson Prize 2009 (スウェーデン), Kunstpreis Berlin 2008 (ドイツ), the Finn Juhl Architectural Prize 2007 (デンマーク), The Furniture Prize 2007 (デンマーク), The Crown Prince Couples Cultural Award 2014 (デンマーク), Designer of the Year 2018, Maison&Objet Paris, E. Kold Christensen’s Award of Honour, Chevalier des Arts et des Lettres 2019 (フランス), the lifelong Honourable Award from the Danish Art Foundation (デンマーク), Honourable Award from the Danish National Banks Foundation 2021.