法人のお客様|特注・造作家具製作

空間に合わせた特注・別注・造作家具
マルニ木工は長年培ってきた製造ノウハウを活かし、既製品だけでなく、特注家具(完全オーダー)、別注家具(既製品の仕様変更)、造作家具(建築、内装と一体化した家具)の提案も柔軟に対応可能です。家具メーカーならではの構造理解と技術力をもとに、プロジェクトの規模や用途に応じた最適なソリューションをご提案。価値ある空間づくりを支えます。
特注・別注・造作家具製作の強味
難易度の高い案件、大規模案件にも対応
難易度の高い案件や大規模案件に対応できることは、マルニ木工の大きな強みです。
一般的に特注・別注・造作家具製作では、木工、張り加工、塗装などの工程をそれぞれ専門工場へ外注し、分業で進めるケースが多く見られます。しかし分業の場合、複数の工場間で製品を移動させる必要があり、その分コストや時間がかかるだけでなく、輸送中の破損リスクも伴います。また工程の途中で不具合が発生した際には、原因の特定や解決策の検討に時間がかかり、対応が遅れてしまうことも少なくありません。
その点マルニ木工では、木工・縫製・塗装・張り加工といった主要工程を自社工場で一貫して対応できる体制を整えています。工程間で密な情報共有が行われるため、想定外のトラブルが起きた場合でも問題の特定から対策までを迅速に進めることが可能です。各工程で培われた知見が社内に蓄積されているからこそ、難易度の高い特注・別注・造作家具も安心してお任せいただけます。
多様な素材の高度な専門知識
マルニ木工は木材だけでなく、金属・布・革・ウレタン・ガラス・石など、多様な素材を扱ってきました。それぞれの素材特性や強度、力学的な構造を熟知しているため、デザイン性と耐久性を両立した造作家具の製作が可能です。異素材を組み合わせた場合の収縮や経年変化、接合方法、仕上げの美しさに至るまで、長年培ってきた製造ノウハウを活かしながら最適な構造・仕様をご提案します。
お客様にとっての最適解を提案
マルニ木工は、自社工場での製造を基本としながらも、案件ごとの条件に応じて国内外のネットワークを活用し、お客様にとっての最適解をご提案することができます。たとえばコストを重視する案件には海外工場を、特殊な加工や短納期が求められる案件には国内協力工場を組み合わせるなど、柔軟な生産体制を構築しています。さらに重要なのは、どの工場で製造する場合でもマルニ木工の品質基準を順守し、設計・仕様・仕上げの精度まで一貫して管理している点です。「品質」「コスト」「納期」という複数の要素を総合的に判断し、お客様のプロジェクト成功に最もふさわしい形を提案できることが、マルニ木工の強みです。
特注・別注・造作家具製作の流れ
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ヒアリング・現地確認
プロジェクトの概要、テーマやゾーニング、予算やスケジュールなどをお伺いします。必要に応じて現地調査も行います。
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家具提案・見積もり作成
家具の図面とともにご提案します。またお見積もりも提出します。
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コスト調整
仕上げや材料、数量などを検討し、予算や納期に合わせて仕様とコストのバランスを整えます。
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詳細設計・製作図作成
仕様を詳細に詰め、必要に応じてサンプルやモックアップで確認します。
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最終プラン確定・製作
合意いただいたプランを確定し、製作を行います。
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搬入・現場取付
現場での据付・固定・最終調整まで対応します。
特注・別注・造作家具事例
栄研化学株式会社
総合臨床検査薬メーカーの栄研化学株式会社様の施設内空間に、既製品と特注・別注家具を導入した事例です。用途や動線に配慮した家具構成、既製品と特注・別注家具に同じ素材を使用する(色や木目の雰囲気を合わせる)ことで、統一感のある空間を整えています。来訪者や社員が安心して利用できる空間づくりが求められ、清潔感や落ち着きを保ちながら、用途に応じた使いやすさと耐久性を確保することが課題でした。特注・別注家具と既製品を組み合わせることで、空間に適した設えを実現しています。木工技術に基づく品質管理と安定した製品供給により、企業施設に求められる信頼性を支えています。





| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 主要用途 | オフィス |
| 設計 | SOMURA DESIGN K.K. |
| 納入 | 2025年 |
| 写真 | Nacasa & Partners Inc. |
商品
特注家具(ベンチ、ソファ、テーブル 、パーテーション)、ENチェア、 ENテーブル、MALTAテーブル(別注)、T&Oテーブル(別注)
治一郎ミナモア店
2025年3月、中国地方での初出店となる「治一郎ミナモア広島店」のディスプレイ什器を特注製作した事例です。治一郎は「地域に根付いたデザインをすること」を軸に店舗展開を行っており、広島の地でものづくりに取り組む企業とのコラボレーションとして、店舗の象徴となる木製什器の製作をマルニ木工が担当。複数の曲線を連続させた造形を、機械加工と職人の手磨きで丁寧に仕上げ、思わず「触りたくなる」滑らかな質感を実現しています。愛らしい形状のバウムクーヘン用の台、カードスタンドなども製作しました。




| 所在地 | 広島県広島市 |
| 主要用途 | 店舗 |
| 設計 | 丹青社 |
| 納入 | 2025年 |
| 写真 | Yoshiaki Ida |
商品
特注ディスプレイ什器、特注ディスプレイ小物
八丁座
広島市内にある老舗百貨店、福屋八丁堀本店の8階にある映画館のリニューアルに際し、パーソナルソファをベースにしたオリジナルの客席を手がけた事例です。和モダンな空間に似合う椅子、劇場らしくない椅子、疲れずゆったり映画を観ることができる心地よい椅子、耐久性に優れメンテナンス性も考えられた椅子という要望に対し、1つは、カップホルダーの付いた肘掛けを持つ紫のベルベット張り、もう一つは、包み込まれる感覚とラグジュアリー感に浸れるベージュの総張りの椅子を製作しました。それぞれの椅子は、スクリーンとの距離によって背の角度を少しずつ変えています。映画館のオーナーの要望だけでなくその先の鑑賞者の事を考えて製作をする。マルニ木工のもの作りの精神が凝縮されています。



| 所在地 | 広島県広島市 |
| 主要用途 | 映画館 |
| 納入 | 2010年 |
商品
特注家具(客席、カウンター、ベンチ)
G7 広島サミット
2023年5月、広島で開催された先進国首脳会議(通称:G7広島サミット)において、首脳会議用の円卓テーブル、シェルパデスク、卓上国名プレートの特注製作に加え、HIROSHIMAアームチェアを納めた事例です。G7という国際的な大舞台で使用されるテーブルに求められた条件は二つ。ひとつは、広島県産材の無垢のヒノキ(柾目)を使用すること。もうひとつは、8週間という極めて短い期間で完成させることです。マルニ木工が培ってきた技術を結集し、数々の課題を一つひとつクリアしながら、主催国である日本を象徴する舞台にふさわしく空間との調和を意識した美しい家具へと仕上げました。

