2023年9月8日

安全な家具づくり(茨城県の修理工場の場合)

家具が安全に作られることは当たり前です。その「当たり前」を維持するために、工場では様々な工夫をしています。
今回は茨城県の修理工場での安全管理についてご紹介します。

工具の管理 

工場内には家具修理をするために様々な道具が使用されていますが、その中でも刃物などは怪我をする大きな原因になるため、各自道具箱を使って管理を徹底しています。
その日の作業が終わり帰宅する際には、道具箱に貼られている明細とケース内の工具の数があっているか、各職長に確認してもらってから帰宅します。

② ミシン針の管理

金属疲労などによってミシンの針が折れてしまうことがあります。
折れた針がお客様の家具に混入しないよう、折れたミシンの針をすべて回収し、台紙に貼り付けて長さを確認します。ここで針の長さが短いようであれば、どこかに破片が落ちている、ということになるので、作業をストップしてその破片が見つかるまで徹底的に探します。

③ カッターの刃の管理

カッターの替え刃を交換する場所は決められており、交換するためにはこの指定の場所まで移動しなければなりません。非効率かもしれませんが、替え刃がお客様の家具に混入しないよう、修理している家具から離れた場所で交換します。

切れ味が悪くなり、カッターの刃を折った場合には、きちんとケースに入れ、最終的にはカッターの刃専用のゴミ箱に捨てます。

商品の質より前にくる、何よりも大切な「安全な家具づくり」のための取り組みをご紹介しました。

※「危険物明細」や「カッターの刃を入れるケース」には、きちんと管理するために、社員一人一人の名前が明記されておりますが、掲載上、今回は伏せさせていただいております。

④ おまけ

今回、安全管理の方法を伺っている際に、皆さんの道具箱を見せていただきました。 道具箱の中には、生地の端材で作ったハサミ入れや筆箱など、各自が工夫して作った道具入れが収められていました。
大工の世界では弟子入りするとまずは自分の道具箱を作る、という話を聞いたことがありますが、それに通じるものを感じました。

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