リフォーム事例

リフォームブログ

熟練した職人が大切に行う家具のリフォーム。事例や修理の工程などについて担当スタッフが情報をお届けいたします。

ソファの張替修理 O様邸(前編)

皆様 あけましておめでとうございます。
リフォームブログでは本年も、家具をリフォームして使いたい、と思っていただけるようなリフォームの事例を紹介して参ります。
本年もよろしくお願いいたします。

今回はレゲエローというソファの張替についてご紹介します。
こちらのソファは木のフレームがなく、生地の中がウレタン材(内部クッション材)のみで構成されている商品です。
木のフレームが無いため、持ち運びがしやすく模様替えなども容易にできます。
レゲエローの張替依頼は非常に珍しく、ベテランスタッフも初めて修理するということでした。

① 資料集め

修理工場ではマルニ製品であれば大概の商品は一度修理したことがあり、資料が残っていますが、今回は非常に珍しくデータが無かったため、昔のカタログで完成のイメージやサイズを確認したり、布を裁断するための設計図を取り寄せるといった資料集めからスタートしました。

② 生地の裁断

取り寄せた原寸大のパターン(パーツの図面のようなもの)をボール紙に張り、型紙を作っていきます。型紙を生地に当て、裁断個所に印をつける「型出し」という作業を行っていきます。

「型出し」は極力無駄が出ないよう、パズルのように型紙をあてはめながら行います。
今回は生地が無地でしたが、柄があると柄も考慮しながら型を切り出していくため、より高度な技術が必要になっていきます。

この日は、ベテランスタッフと新しく入ったスタッフがペアで作業をしていました。
作業を見ていると面白いもので、ベテランスタッフと新人スタッフではハサミの切る音が異なっていました。
ベテランスタッフはハサミの切る音から思い切りの良さが伝わってきます。
「ザクッ、ザクッ、ザクッ・・・」と勢いよくハサミを進めていきますが、切り口を見ると、型出しをした線から全くズレていません。職人技です。
新人スタッフは慎重に少しずつハサミを進めていく「チョキ、チョキ・・・」という音です。とても丁寧に作業している様子が伝わります。

③ 生地の縫製

切り出した布はミシンで縫いあげていきます。徐々にパーツが出来上がっていきます。
続きは、ソファの張替後編として、前編で作成したパーツをつなぎ合わせて組み立てていく作業をご紹介します。

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年末年始にできる家具のメンテナンス

今年も残すところわずかとなってきました。
今年の年末年始はご自宅でお過ごしになる方も多いかと思います。
空いた時間に家具のメンテナンスをされてみてはいかがでしょうか?
今回はご自宅でも簡単にできる木部補修「タッチアップ」というメンテナンス方法をご紹介いたします。

ご用意いただくもの

[キズ補修マーカー]

・ホームセンターなどでご購入が可能です。
・1色だけでなく、2~3色程度あると色合わせがしやすいです。
・マーカータイプとクレヨンタイプがありますが、マーカータイプの方がきれいに仕上がります。

[ウェス]

塗料をふき取るために使用する布のことです。
販売もしておりますが、捨ててしまう予定のTシャツなどがお勧めです。
Tシャツが無ければ、タオルやティッシュなどでも代用可能ですが、Tシャツの方が作業性は良いです。

タッチアップできれいになる傷、きれいにならない傷

[きれいにならない傷]

・テーブル天板面の傷
・塗装の剥がれている面積が大きい傷 →タッチアップすると余計に目立ってしまいます。

[きれいになる傷]

・家具の角の傷
・塗装の剥がれている面積が小さい傷

タッチアップの手順


①試し塗り
 
脚の裏などの目立たないところで色が合うか試し塗りを行ってください。
②ペンでなぞる
 傷口にいきなり色のついたタッチペンを使用すると、色が染みこみすぎで、
 傷口が黒くなってしまうことがあります。
 クリア色のタッチペンで一度なぞった後で、色のついたタッチペンで色を付けると、
 色が浸透しすぎず、きれいに仕上がります。
③ウェスで拭きとる
 
ウェスで拭きとることで、色ムラが少なくなります。
④完成

タッチアップは小さなお子さんでも簡単にできる作業です。
お子さんやお孫さんと一緒にタッチアップを行い、気持ちよく新年を迎えられるように準備をされてはいかがでしょうか。

2020年は皆さまにとっても変化の大きな一年になったのでないでしょうか。ご自宅で過ごす時間が増え、今まで以上に家具とも向き合うきっかけになったと思います。
木製の家具は、愛着を持って丁寧にメンテナンスを行うことで次の世代へと受け継ぐことができます。リフォームブログでは、長く使い続けていただけるヒントになるような情報をこれからもお届けいたします。

ブログをはじめて7ヶ月、読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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