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事例|No.003

先日、リフォームに戻って来た製品は、1970年代に製造された製品で、古いマルニロゴが使用されていました。通称「孔雀マーク」と言っており、1952年(昭和27年)-1976(昭和51年)に製造された証です。この孔雀マークにはいくつかバリエーションがあり、知らないデザインのロゴを見つけるもの一つの楽しみでもあります。

 

この製品は、アルバート(No.4494)リビングチェアと言う製品で、「孔雀マーク」最後のころに登場したもの。1975年に採用された製品ですので、1975~76年にご購入いただいたことがわかります。アルバートは、背もたれの彫刻、猫脚、伝統的なゴブラン織りのファブリックと当時の高級リビングチェアの一つです。

 

お預かりした製品は、長年のご使用でクッション、肘掛のファブリックが擦り切れ中身が見えてしまっていました。それでも40年近くも大切にお使いいただいたおかげで、当時のゴブラン織りの絵柄はまだまだ鮮明でした。

 

今回は、ファブリックを花柄からストライプへ張替えとともに、内部のクッション素材ももちろん交換、鋼バネも補強、メンテナンスすることで、見違える座り心地になりました。

 

当時は、渋めのトラディショナルと銘打っておりましたが、シンプルなトラディショナルに生まれ変わりました。彫刻は流麗に彫り込まれた当時のままですので、新品にはないアンティークの装いも感じさせられます。

 

リフォームには、40年近くご使用されたものが、時おり見受けられます。このように大切に使われ、愛着のある家具をリフォームできることは、とても嬉しいことです。皆様のご自宅で使われている家具も、古いからとあきらめずに、ぜひ一度ご相談ください。