リフォーム事例

カテゴリー:木部の塗装修理 の記事一覧

事例|No.009

今回、お預かりした製品は「地中海」シリーズ ニース(No.4097)パーソナルチェアです。1980年シリーズ発売当時から現在も販売している定番製品の一つです。ファブリックも発売当時より長く愛されたファブリックでした。「地中海」シリーズのコンセプトに沿った、南仏の光あふれる輝きを美しく洗練されたパターンと色彩、光沢のあるプリント柄で張り込み1996年までカタログに掲載されていました。20年以上、大切にお使いいただいたようですが、クッションのヘタリ、肘部の籐に破れが出ていました。見た目にも痛々しく綻びがどんどんと広がりそうでした。

 

 そこで籐の張り替え、ウレタンの交換、そして塗装補修まで行い、ファブリックは温かみのあるものをチョイスされました。見た目はもちろん、座り心地も見た目も新たな装いとなりましたが、どこかしら、時を刻んだ佇まいで、新品とは少し違う面持ちを感じます。今回使用したファブリックは、暖かみのある小花柄で風合いの良いベルギー製のもの。リフォーム担当が、張り替えでおすすめする機会が多いファブリックの一つで、トラッド系のリフォームに相性がとても良いものです。

 

 マルニでは、長く定番として販売している商品も多数ありますので、リフォーム実績も多数ございます。製品に相性の良いファブリックも担当者よりご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

事例|No.004

今回、お預かりした製品は、「地中海」シリーズ カンヌダイニングチェアです。1980年シリーズ発売当時より展開している定番商品の一つです。   こちらは、マルニスムースという「手触りがよく、柔らかく、しなやか」という特徴の皮革を使用していました。しかし、写真にあるように背あたりは、大きな痛みはないのですが、座面、特にお尻のあたりに、ひび割れ、破れが見受けられ、長年の荷重、擦れに悲鳴をあげたようです。ファブリックに比べ丈夫な皮革だからこそ、ここまで耐えてくれたのでしょう。   リフォームでは、同じ皮革でも、「透明感のある深い色合いで、丈夫でお手入れが簡単」が魅力のマルニスムースを使用、ブラウンから発色良い色味の深いダークグリーンへと色を変えられました。マルニスムースの張り替えと同時に背座のウレタンの入れ替えも行い座り心地も改善、また塗装補修も一緒に行いましたので、木部が擦れて下地が出た箇所や、テーブルにいつもぶつかって傷になった箇所なども補修し見違える仕上がりとなりました。    おそらく、座面の痛み具合からダイニングルームで過ごされる時間の長い方ではと想像いたしました。いつも体に触れている座面だからこそ、本皮革へのこだわりだったのではと思います。リフォーム後はまた、背もたれの広いダイニングチェアでゆったりとした時間を過ごされることでしょう。    ご使用される場面が、お子様やペットのいる場合などによっても適材の素材は変わってきます。それぞれに適した皮革、合成皮革、ファブリックをご紹介いたします。ぜひ一度、ご相談ください。

事例|No.002

先日、リフォームにお預かりした製品は、マルニの中でも長く愛されている「地中海」シリーズのレティーロ ダイニングチェアです。発売は、1982年で今なお販売しているロングライフの製品です。

 

お預かりした製品は、20年以上大切にご使用されたようで、背あての籐の破れがひどく、クッションにヘタリがありました。籐の張替えとともに、塗装補修、クッション交換、ファブリックもカジュアルな明るい素材に張替え、座面に施したアクセントのボタン締めも元通りです。木部のフレームに緩みが出てくる前にリフォームのご依頼をいただきましたので、すっかり見違え、お客様にも喜んでいいただきました。

 

籐張りの背あては丁寧に取り外し、新しい編み籐を取り付けます。その後、籐張りの塗装とともに、木部の塗装補修を行いました。テーブルにぶつかる背の部分、脚部足先部分など、木部の素地が見えていた部分を補修して全体に塗装を施します。そうすることでしっとりと落ち着いた装いを取り戻せます。簡単に書きましたが、新たに塗装をするよりも部分的に補色して行く作業は、ともすれば色むらを起こします。リフォームでの塗装補修ができるのも職人の経験からのみできる仕事です。

 

また、ご存知のない方もいらっしゃるかもしれませんが、籐張りは張替え修理のできる素材です。破れたからと諦めないで一度、お問い合わせしてみてください。